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2013年5月20日月曜日

iptabelsの新規作成方法について

さくらVPSでは、iptablesが最初からはないため、新規作成する必要がある。

#touch /etc/sysconfig/iptables
または
#vi /etc/sysconfig/iptables


以下設定のうち、-Aの続きに空行があるとだめみたいなので注意。
便宜上間にコメント入れているが、実際は余計なものは含まないようにすること。

---

*filter
:INPUT ACCEPT [0:0]
:FORWARD ACCEPT [0:0]
:OUTPUT ACCEPT [0:0]
:RH-Firewall-1-INPUT - [0:0]

-A INPUT -j RH-Firewall-1-INPUT
-A FORWARD -j RH-Firewall-1-INPUT
-A RH-Firewall-1-INPUT -i lo -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -p icmp --icmp-type any -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -p 50 -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -p 51 -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -p udp --dport 5353 -d 224.0.0.251 -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -p udp -m udp --dport 631 -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -p tcp -m tcp --dport 631 -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state ESTABLISHED,RELATED -j ACCEPT

#--ここは任意 22はSSH 80はHTTP 443はHTTPS 20,21はFTP, 3306はMySQL 5432はPostgreSQL
-A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 22 -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 80 -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 443 -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 20 -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 21 -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 3306 -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 5432 -j ACCEPT

#--ここからメール送受信ポート関連
-A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 25 -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 587 -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 110 -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 995 -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 143 -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 993 -j ACCEPT
#---

-A RH-Firewall-1-INPUT -j REJECT --reject-with icmp-host-prohibited


----ここまで

以上

メールサーバ構築(Postfix/Dovecot) Dovecot(非SSL)編

メール受信するためのソフトDovecotインストール設定方法

1.インストール
#yum install dovecot -y

2.設定ファイルを編集(10-auth.conf)
# vi /etc/dovecot/conf.d/10-auth.conf


   #プレーンテキスト認証も許可する
  disable_plaintext_auth = no
  # 追記 プレインログインのみ
 auth_mechanisms = plain login

3.設定ファイルを編集(10-mail.conf)
# vi /etc/dovecot/conf.d/10-mail.conf
mail_location = maildir:~/Maildir

4.設定ファイルを編集(10-master.conf)
# vi /etc/dovecot/conf.d/10-master.conf

# Postfix smtp-auth
unix_listener /var/spool/postfix/private/auth {
mode = 0666
user = postfix
group = postfix
}

5.dovecotを起動または再起動
# /etc/rc.d/init.d/dovecot start

6.dovecot自動起動設定
# chkconfig dovecot on

以上

メールサーバ構築(Postfix/Dovecot) Postfix(非SSL)編

最終的には、SSL対応したメールサーバにするが、まずは、
送信、受信ができるようにしてみる。

環境は以下のとおり。

サーバ:さくらVPS 
SMTP : Postfix
POP/IMAP : Dovecot

SMTP-AUTH有効。
また、バーチャルホストの設定はまだしない。
まずはメインドメインからの送受信が行えるようにすることが今回の目的。

まずは、Postfixの設定。

■Postfixの設定
1. /etc/postfix/main.cfファイルを変更する

[root@mail ~]# vi /etc/postfix/main.cf
myhostname = mail.example.com
mydomain = example.com
myorigin = $mydomain
inet_interfaces = all
mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain, localhost, $mydomain
home_mailbox = Maildir/
header_checks = regexp:/etc/postfix/header_checks
body_checks = regexp:/etc/postfix/body_checks
smtpd_banner = $myhostname ESMTP

# ファイルの終わりに追加
# 送受信メールサイズを10Mに制限
message_size_limit = 10485760
# メールボックスサイズを1Gに制限
mailbox_size_limit = 1073741824
# SMTP-Auth用
smtpd_sasl_type = dovecot
smtpd_sasl_path = private/auth
smtpd_sasl_auth_enable = yes
smtpd_sasl_security_options = noanonymous
smtpd_sasl_local_domain = $myhostname
smtpd_client_restrictions = permit_mynetworks,reject_unknown_client,permit
smtpd_recipient_restrictions = permit_mynetworks,permit_auth_destination,permit_sasl_authenticated,reject

2.ヘッダチェックファイル(/etc/postfix/header_checks)を変更する
# アドレスなしメール拒否
/^From:.*<#.*@.*>/ REJECT
/^Return-Path:.*<#.*@.*>/ REJECT

#↑ ファイル最初に追記すればよい。


3.ボディチェックファイル(/etc/postfix/body_checks)を新規作成する

# 本文にexample.comが含まれていたら拒否
/^(|[^>].*)example.com/ REJECT

4./etc/postfix/master.cfでsubmissionポート設定(587番ポート対応)をする

submission inet n       -       n       -       -       smtpd
  -o smtpd_sasl_auth_enable=yes
  -o smtpd_client_restrictions=permit_sasl_authenticated,reject


5.ファイアウォール設定(/etc/sysconfig/iptables)に下記ポートの許可を記述する
       ファイルがない場合は、新規作成すればよいが、下記以外にもまるまる
  設定する必要がある。iptablesについての記述方法は別ページに記載する。


-A INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 110 -j ACCEPT
-A INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 995 -j ACCEPT
-A INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 143 -j ACCEPT
-A INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 993 -j ACCEPT
-A INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 25 -j ACCEPT
-A INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 587 -j ACCEPT


<参考>
※25番、587番がなければメール送信できない
※110番995番がなければメールPOP受信できない
※143番993番がなければメールIMAP受信できない

6.Postfix再起動
#/etc/rc.d/init.d/postfix start

7.次回サーバ起動時に自動起動する設定をする
chkconfig postfix on


----

2013年5月19日日曜日

MacからWindows8へリモートデスクトップ接続する方法

MacからWindows8へリモートデスクトップ接続する方法。

Mac用のOfficeを購入するとバンドルされているらしい、
MicroSoft Remote Desktop Connection Client。

でもMac用のOfficeはマクロとかの互換性がまだまだらしいので買う予定ない・・・。
あきらめるか、と思っていたら、
Microsoft社純正のMac用リモートクライアントアプリがリリースされている!!
すごいな〜。これじゃますますMacを開発環境にしていいじゃん、と。

ダウンロードはこちらから。
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=465

Microsoft Remote Desktop Connection Client for Mac 2.0.1



あと、Macから接続する前に必ず、リモート接続される側のWindowsの
設定でリモート接続許可をしておくこと。

コントロールパネル システム システムの詳細設定 システムのプロパティ画面の
リモートタブのリモートデスクトップ接続欄にチェックを入れること。


使ってみた感想
起動後、デフォルトでは1024x768のディスプレイサイズになっているが、
設定からフルスクリーンやその他のサイズ指定もでき使用しているディスプレイ環境
に会わせてリモートデスクトップができるのはすばらしい。

かなり重宝しそう!

以上

2013年5月18日土曜日

以前のサーバで使ってたJavaのJarファイルが実行後エラーになった!その対処


以前の自宅サーバで使っていたJAVAのJARファイルを実行すると、
以下のようなエラーが出力された。

---

Exception in thread "main" java.lang.ClassFormatError: com.gomitrader.MarketUpdater (unrecognized class file version)
   at java.lang.VMClassLoader.defineClass(libgcj.so.10)
   at java.lang.ClassLoader.defineClass(libgcj.so.10)
   at java.security.SecureClassLoader.defineClass(libgcj.so.10)
   at java.net.URLClassLoader.findClass(libgcj.so.10)
   at java.lang.ClassLoader.loadClass(libgcj.so.10)
   at java.lang.ClassLoader.loadClass(libgcj.so.10)
   at gnu.java.lang.MainThread.run(libgcj.so.10)


なんでだ!?

色々調べてみると、さくらVPSにプリインストールされているJAVAは、
バージョン1-5であった。


[hoge@hogeserver dist]$ java -version
java version "1.5.0"
gij (GNU libgcj) version 4.4.7 20120313 (Red Hat 4.4.7-3)


そこで、バージョン1.6, 1.7をインストールする。
$sudo yum install -y java-1.6*
$sudo yum install -y java-1.7*

これで無事さくらVPSでも実行できるようになった!やった。

さくらVPS 住所確認はがきがきてからすること

本登録をして料金を支払ったら、住所確認のためはがきが郵送されてくる。

そこに番号が記載されているので、会員メニューからその番号を入力する。

その後、ネームサーバに登録が可能となる。
さくらVPSのネームサーバを使用する場合、
お名前.comで取得したドメインは、お名前.comのページより、
別ネームサーバを指定するこうもくで設定する必要がある。

そのあと、さくらVPSでサブドメインの設定やらをしよう。

2013年5月16日木曜日

ドキュメントルートにFTPでアップロードできない場合の対処方法

FTPアップロードするときのユーザ名と、
ドキュメントルートのアクセス権限を確認しよう。

デフォルトでは、ドキュメントルートはrootユーザ rootグループになっている。
FTPアクセスするユーザがhogeの場合は、まずアップロードできません。

どうするか?
以下のようにしましょう。

1.グループにwwwを追加
#groupadd www
#gpasswd www

2.ユーザにwwwを追加
#useradd www
#passwd www

3.ドキュメントルートのファイルアクセスさせたいユーザをwwwグループに追加
※このとき、-Gオプションにすること。-gとするとプライマリグループがかわってしまうため。
#usermod -G www hoge

4./etc/httpd/conf/httpd.confのUser Groupをwww wwwに変更

5.ドキュメントルートディレクトリの所有者・アクセス権限を変更
#chown www:www ドキュメントルート
#chmod 755 ドキュメントルート

6.httpdを再起動
/etc/rc.d/init.d/httpd restart

これでhogeユーザでFTPアップロードできるようになるはず。

ただし、すでにrootまたは別ユーザでindex.htmlがドキュメントルートに
存在する場合は、一度これを削除しないと上書きできないからアップロードに
失敗します。
(アクセス権限が644のため、上書きできない。注意!)

以上

Coda2がすばらしくよい

さくらVPSにしてもりもりサイト作ろう!と思ったが、
オーサリングツールどれにしようか迷った。
今までnetbeansでjavaやらHTML+PHPやら作っていたが、
折角macなのでcoda2を使うことにしてとりあえずお試し版を使ってみた。

結果、
ものすごくよい。

ネットで色々な人が書いているようにこれはいい。

それだけ。

さくらVPSにインストールしないといけないもの

さくらVPSは、よく使われるサーバのデーモンのうち、
最初から以下のものしかインストールされていない。

SSH接続用 open-SSH
メール送信用 postfix
DB SQLite

なので、以下のサービスをインストールする
HTTP (apache)
FTP   (vsftpd)
DB     (MySQL, PostgreSQL)
POP (dovecot)

Wordpress
node.js
PHP

1.HTTPDインストール
#yum install httpd

#which httpd
/usr/sbin/httpd

#httpd -v

#cp /etc/httpd/conf/httpd.conf /etc/httpd/conf/httpd.conf_org
#vi /etc/httpd/conf/httpd.conf

ServerName www.hogehoge.com:80
デフォルトの初回ドメインを入力する

#/etc/rc.d/init.d/httpd start

ブラウザからhttp://サーバIP を入力してapacheページが表示されたらOK.
www.hogehoge.comと設定したがDNSに登録されているドメインではないため、
サーバのIPでアクセスを確認すること。

#chkconfig httpd on

ま、詳しい設定はすべてインストール終わってからすることにする。

2.FTPDインストール
#yum install vsftpd

#which vsftpd
/usr/sbin/vsftpd

#vsftpd -v

#/etc/rc.d/init.d/vsftpd start

VSFTPDの設定ファイルを修正する
#vi /etc/vsftpd/vsftpd.conf

>>ここから設定を変更する
>匿名ユーザの接続は許可しない
anonymous_enable=NO
>ログを記録する
xferlog_enable=YES
xferlog_file=/var/log/vsftpd.log
xferlog_std_format=NO
>asciiによるアップロード・ダウンロード許可
ascii_upload_enable=YES
ascii_download_enable=YES
>バナーに表示する文字を設定 FTPのバージョンを表示しない
ftpd_banner=Welcome .... Ftp
>ホームディレクトリより上層へのアクセスを禁止する
chroot_local_user=YES
>リストに記載したユーザは上層へのアクセスを許可する
chroot_list_enable=YES
chroot_list_file=/etc/vsftpd/chroot_list
>ディレクトリごとの削除を許可する
ls_recurse_enable=YES

>>ここから追加する
>タイムスタンプ時間を日本の時間にする
use_localtime=YES
>PASVモード接続先IPをホスト名から取得する
pasv_addr_resolve=YES
>サーバのホスト名またはIPアドレス指定
pasv_address=自分のサーバのIホスト名またはIP
>PASVモード接続ポート
pasv_min_port=60000
pasv_max_port=60030
>SSL有効
ssl_enable=YES
>証明書を指定
rsa_cert_file=/etc/pki/tls/certs/vsfpd.pem
>ログイン時にSSL接続を強制しない (暗号化しない接続も許可)
force_local_logins_ssl=NO
force_local_data_ssl=NO

>>編集終了

ホームディレクトリより上層へのアクセスを許可するユーザの登録
#echo ユーザ名 >> /etc/vsftpd/chroot_list

ユーザ新規登録時に/home/etcディレクトリを作成するようスケルトン登録
#mkdir /etc/skel/etc
#cp /etc/localtime /etc/skel/etc

既存ユーザは、/home/ユーザ/etcディレクトリを作成すること
etcのアクセス権限を各ユーザに変更
#chown ユーザ:ユーザ /home/ユーザ/etc

もしFTPサーバへアクセスを禁止したいユーザがいれば
#echo 禁止したいユーザ >> /etc/vsftpd/ftpusers

サーバ証明書を作成する
#make /etc/pki/tls/certs/vsftpd.pem
国名やら県名サイト名メールアドレスを入力する
Organaization ....は空エンターでよい

VSFTPD起動
#/etc/rc.d/init.d/vsftpd start
#chkconfig vsftpd on
#chkconfig --list vsftpd

macから接続する場合

CyberDuckを使用する
FTP
FTP-SSL (Explicit AUTH TLS)
初回接続時はサーバ証明書が偽物なので偽装サーバの警告が表示されるが、
問題ないので次回より警告しないようにする。

3. MySQLインストール
#yum install *mysql*

#which mysql
/usr/sbin/mysql

#mysql --version

/etc/init.d/mysqld start
一連の処理が実行され、OKと表示されればよい。

#chkconfig mysqld on

#mysql_secure_installation
rootパスワード以外はすべて空ENTERまたはYでENTER押せばよい。
※今までのいちいち匿名ユーザ消したりという作業を省略できる。

#任意のユーザ(hoge)をパスワード(password)登録する
>grant all on *.* to hoge indetified by 'password';

#select user,host,password from mysql.user;

文字コードをUTF8に統一
   # vi /etc/my.cnf

   以下セクション・キーを追加する
[mysqld]
datadir=/var/lib/mysql
socket=/var/lib/mysql/mysql.sock
user=mysql
symbolic-links=0

#old_passwords=1 
default-character-set=utf8
character-set-server=utf8 
skip-character-set-client-handshake

[mysqld_safe]
log-error=/var/log/mysqld.log
pid-file=/var/run/mysqld/mysqld.pid

[client]
default-character-set=utf8

[mysql]
default-character-set=utf8

mysql再起動
#/etc/rc.d/init.d/mysqld restart

mysqlへ接続
#mysql -u USER -p

文字コード設定が反映されていることを確認
show variables like 'char%';

既にあるデータベースの文字コードをこれで変更できる
 alter database データベース名 character set 文字コード; [ENTER]

4. PostgreSQLインストール
#yum install *postgresql*

#which psql

#psql --version

5. SQLite関係をインストール
#yum install *sqlite*
#which sqlite

6. PHPインストール
#yum -y install php php-mbstring php-pear php-mysql php-gd mysql-devel

/etc/httpd/conf/httpd.confに以下2行を追加する
AddType application/x-httpd-php .php
AddType application/x-httpd-source .php

/var/www/html/にinfo.phpファイルを作成し以下を記述
<?php phpinfo(); ?>

ブラウザからhttp://サーバIP/info.phpをアドレス入力し、
PHPの情報が表示されればoK


7. Wordpressインストール

前提として、
バーチャルホストで2ドメインを1台のサーバで動かしている環境。
www.example1.com
www.exampel2.com

www.example1.comには、blogのみwordpressを使用する。
www.example2.comには、すべてwordpressを使用し、サブドメインを使用する。
(blog.example2.com app.example2.comのようなもの)

注意点としては、wordpressをインストールする際、
www.example2.comのときは、ドキュメントルートにwordpressをインストールすること。
wordpressをインストールとは、例えば、example2.comのドキュメントルートが、
/var/www/example2.com/の場合、
wp-contentやらwordpressディレクトリ以下の色々なファイルすべてが、
/var/www/example2.com/直下に配置されているということをさす。
※すでにPHPインストールでしているが、以下のものが必要なので注意。
yum install php-mysql
yum install php-mbstring

※最新のファイルを本家サイトで確認すること。 2013/05時点は3.5.1が最新
#wget http://ja.wordpress.org/wordpress-3.5.1-ja.zip

※ root のホームディレクトリにダウンロードしたことにする
unzip wordpress-3.5.1-ja.zip

HTMLのドキュメントルートにコピーする
cp -R wordpress /var/www/

cd /var/www/wordpress
cp wp-config-sample.php wp-config.php
 
※複数のwordpressをインストールする場合は、わかりやすくするため
  example1BLOG example2BLOGなどとして設定すればよいいかも。

//設定ファイルのデータベース設定を書き換える
/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', 'example1BLOG');

/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', 'DB任意ユーザ名');

/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', 'DB任意パスワード'); 

mysqlにルートでログイン
mysql -u root -p
grant all privileges on example1BLOG.* to ユーザ@localhost identified by 'xxxxxxxx';
exit;

mysql -u ユーザ -p

create database example2BLOG;

 cd /etc/httpd/conf.d/
echo "Alias /wordpress /var/www/wordpress" > wordpress.conf 
cat wordpress.conf 
/etc/init.d/httpd reload 


//ブラウザで以下にアクセスして、adminパスワードを入れてメールアドレス入力してOK
http://サーバアドレス/wordpress



8.HTTPDにサブドメイン・マルチサイト設定をする

9.メールサーバをインストールする(postfix, dovecot)

10.iptablesファイルを作成する

11.



2013年5月15日水曜日

さくらVPS最初に設定すること

まずは、文字環境の日本語化とユーザの登録とSSH接続のセキュリティ設定をする。

以降、自分の環境はMac OS Xなのでターミナル経由での接続とする

前提として、CentOSを使用する。

0.ホスト名を変更する
/etc/hosts
/etc/sysconfig/network
を変更する


0.sudoを行えるようにする。
まずsudoがインストールされているか確認する
$yum list installed | grep sudo

インストールされていない場合 suになり、インストール
$su -
#yum install sudo -y

/etc/sudoersがあるか確認
#ls /etc | grep sudoers

/etc/sudoersにユーザを追加するが、これはsuでviで開いても編集できない。
visudoコマンドで/etc/sudoersが編集可能なので、このコマンドで行うこと

#visudo

viの中で%wheel で検索 (コマンド入力モードで/%wheelと入力する)
その近辺にsudoコマンドを許可したいユーザを列挙していく。
ユーザ名  ALL=(ALL)   ALL

もしグループで登録したいときは
%グループ名 ALL=(ALL) ALL
とする。
ちなみにALL=(ALL) ALLは、実行可能なコマンドなどの詳細設定だが、
詳細は、visudoのマニュアルを参照のこと。

これでCentOSでもsudoが使えるようになるので確認する。
#exit
※試しに、httpデーモンを再起動してみる。
$sudo /etc/rc.d/init.d/httpd restart

パスワードの入力が促され、正しく認証できたら実行できるはず。

0.文字環境を日本語化する
さくらVPSのデフォルトOSであるCentOSは、英語環境らしい。
なので、のちのち日本語が含まれたファイルをVPSコントロールパネルの
コンソール以外のSSH関係のソフトのviで開くと、文字化けが起きてしまう。
だから以下設定をして日本語環境にする

#cp /etc/sysconfig/i18n /etc/sysconfig/i18n_org

#vi /etc/sysconfig/i18n

#LANG="C"
LANG="ja_JP.UTF-8"

いったんSSH終了する
#exit

#printenv | grep LANG
LANG=ja_JP.UTF8
と表示されるOK

1.サーバへSSH接続する
(client)$ssh root@サーバIP

2.ユーザを作成する
(Server)#adduser hogehoge
(Server)#passwd hogehoge

Webサイトのドキュメントルートアクセス用に
ユーザにwww グループにwwwを追加する
wwwグループ追加
#groupadd www
グループにパスワード付与
#gpasswd www

wwwユーザ追加
#useradd www
wwwユーザにパスワード付与
#passwd www

メインのユーザをwwwグループに追加
このとき-Gとすること -gとするとプライマリグループを変更してしまうので注意
#usermod -G www ユーザ名

最後にちゃんと登録されているか確認
cat /etc/group | grep www

※HTTPの設定のUser Groupをwww wwwに後で変更すること
 また、ドキュメントルートは、755 もしくは 644にすること


3. sshd設定を変更する
(Server)#vi /etc/ssh/sshd_config

(1) #Port 22を変更する
Port 任意のポート番号

(2)SSH接続でrootに直接ログインすることを禁止の編集
PermitRootLogin no

4. SSHデーモン再起動
(server)$/etc/init.d/sshd restart

5.クライアント側で鍵ペアを作成する
(client)$ssh-keygen

Enter File in which to save the key.... と聞かれるのでそのままENTER
Enter passphrase : 任意のパスワードを入力する
もう一度同じパスワードを入力する

6.~/.ssh/にid_rsaとid_ras.pubができていることを確認する
id_rsaが秘密かぎ
id_rsa.pubが公開鍵

7.公開鍵をさくらVPSにscp転送する
(client)$scp -P SSH設定のポート(デフォルトは22) .ssh/id_rsa.pub ユーザ名@サーバIP:~

8.サーバへ接続
(client) ssh ユーザ名@サーバIP -p ポート

9.サーバ側でユーザの公開鍵をセットするための設定をする
(server) $mkdir .ssh

(server) $chmod 700 .ssh
(server) $mv id_rsa.pub .ssh/
(server) $cd .ssh
(server) $touch authorized_keys
(server) $cat id_rsa.pub >> authorized_keys
(server) $chmod 600 authorized_keys
※authorized_keysファイルを作成する
(公開鍵を書き込んでおくファイル sshdはこれを確認するので必ず必要。)

10.ssh接続認証設定を変更する
(Server)#vi /etc/ssh/sshd_config

RSAAuthentication yes
PubkeyAuthentication yes
AuthorizedKeysFile %h/.ssh/authorized_keys
※%hは各ユーザのホームディレクトリ

11. sshを再起動
#/etc/init.d/sshd restart

12. いったんサーバからでる
#exit

13. クライアントからssh接続して接続できることを確認
ssh ユーザ@サーバIP -i .ssh/id_rsa -p 設定ポート番号
または
ssh ユーザ@サーバIP -p 設定ポート番号

<おまけ>
クライアントの.sshにconfigファイルを作成し
以下を書き込むとより簡単に接続できる。
複数のサーバをターミナルで管理する場合は、同じ記述を複数繰り返せばよい。
ただし、id_rsa id_rsa.pub は id_rsa.サーバ名 id_rsa.pub.サーバ名
とすること。

ssh 設定サーバ名

Host 設定サーバ名
    HostName サーバIP または ドメイン
    User ユーザ名
    Port 設定したポート
    IdentityFile ~/.ssh/id_rsa.サーバ名1
Host 設定サーバ名

    HostName サーバIP または ドメイン
    User ユーザ名
    Port 設定したポート
    IdentityFile ~/.ssh/id_rsa.サーバ名2


Host 設定サーバ名

    HostName サーバIP または ドメイン
    User ユーザ名
    Port 設定したポート
    IdentityFile ~/.ssh/id_rsa.サーバ名3

以上

さくらVPSに移行!

自宅にてサーバ稼働させていたが、電力料金やらマシンの故障を考えたら
レンタルサーバに移行することが望ましいと考えたので、
さくらインターネットのVPSへ移行する。
そのときのとりあえずメモ。

1.さくらVPSは
 2週間のお試し期間を試すことができる。
 この場合は、必ずクレジットカード支払いをしないといけないようだ。
 ほかに銀行振込等もあるが、これではお試し期間は使用できないよう。

 ただ、逆にすぐにバリバリ使いたいと思っても、本登録して
 支払いをしても本登録完了のはがきが手元にくるまでは
 ネームサーバを使用できず、独自ドメインへの変更ができない。
 うーん、残念。

 あと最近VPSでは標準サービスと思われるスナップショットがない。
 なんでかな〜。とりあえずサポートには早急に機能追加するようにお願いしてみた。

2.登録までの簡単な流れ
 さくらインターネットのサイトから、好みのVPSのプランを選択する。
 申し込み登録をする。
 2週間お試しするにはクレジット登録が必要。

3.登録後サーバへアクセスする方法
 登録が終わると、会員ID, サーバrootユーザのパスワードが送付されてくる。
 メールに記載されているURLよりVPSコントロールパネルへアクセスする。
   メールに記載されているサーバIPと初期パスワードでログインする。
 仮想サーバ操作で、起動ボタンを押し起動することでサーバは稼働する。
 ちなみに初期パスワードは、コントロールパネルの右上から変更可能。

   さくらVPSのサーバ操作は、ターミナル経由でするが、
 コントロールパネルのリモートコンソールが非常に使いづらい。
 VIの操作が矢印キーが使えないのとたびたび接続が不安定になる。
   JavaプラグインのVNCも不安定かつ遅すぎる。
 別アプリでターミナル接続するほうがよい。

 Mac OS Xの場合は、標準のターミナル経由。
 Windowsの場合は、Teratermがよいかな。