スポンサードリンク

2011年11月13日日曜日

Backup用のHDDを用意する

今まで正常に動いてくれていたのに・・・。
急に起動時にSELinuxがEnforceだのどうので起動しなくなってしまった。
システムの構築は、またやればいいけど、サーバサイドスクリプトやJavaのソース
がなくなってしまっては、再作成に膨大な時間を要してしまう・・・。

やっぱりバックアップって大切だなぁと思い、その備忘録。

(CentOS6のインストールDVDのレスキューから無事OSは起動するようになったので、
 事なきを得たが、普段Mac Windows使いなので、本当に肝を冷やしてしまったので、
 ぜひ今後はバックアップを常にとるように心がけたい。)


■USB接続の外付けHDDをLinuxフォーマットして、マウントする方法
   (既にデータが存在するHDDの場合)

1.USB接続の外付けHDDをLinuxマシンに接続する

2.suになる
$su

3.デバイスファイルを確認する
#dmesg

※末尾に記載されているデバイスが今回対象になるファイル
ここでは、/dev/sdbとする。

4.fdiskする
fdisk /dev/sdb

コマンド(mでヘルプ): m ←ヘルプを表示する


コマンド(mでヘルプ): d ← 領域を削除する(HDDにデータない場合はしなくてよい)


コマンド(mでヘルプ): n ←n 新たに領域を作成する
                            p ←基本領域(1-4)を選択
                            1 ←領域番号1とする (sdb1となる)
                            1 ←最初シリンダ
                            maxの数字 ←最後シリンダ(選択できる数字の最大を入力する)

コマンド(mでヘルプ): p ← テーブルを表示する
コマンド(mでヘルプ): w ←テーブルをディスクに書き込み、終了する

5.ext4でフォーマットする
$mkfs.ext4 /dev/sdb1

6.フォーマット完了後のHDDをマウント
USBデバイスを一旦Linuxマシンから取り外し、再接続すれば自動マウントされる

/media/以下に外付けHDDのディレクトリがある

以上

2011年11月5日土曜日

MacとLinuxでファイルのやりとりをする

Macで作ったファイルをLinuxに、Linuxで作ったファイルをMacに、
簡単にファイルやりとりをしたい、その備忘録。

最初は、Sambaでファイルのやりとりをしようと、設定をしたのだが、
MacからSamba公開ディレクトリにアクセスはできてMacにマウントできても
なぜかフォルダやファイルを作れないし、Linuxのファイルなども見えない。
・・・1日がかりでやったのだが解決できず。

そこで、VSFTPDサービスによるFTPによるファイルやりとりに変更!!
その備忘録。

<Linux側設定>

1. LinuxにvsFTPDサービスがインストールされているか確認する。


$su -
#which vsftpd
/usr/sbin/vsftpd と表示されていたらインストール済みなので、3.へ


2.インストールされていない場合、以下を実行し、インストール。

#yum -y install vsfptd


3. vsftpdの設定ファイルを書き換える

#vi /etc/vsftpd/vsftpd.conf

以下のキーになっているか確認、なっていない場合は、書き換える。
※家庭内のローカルアドレスからのアクセスを考えている。
また、20番ポートでのファイル送受信とし、パッシブモードは考慮していない。

local_enable = YES
  (ローカルユーザがFTPアクセスできるようにする設定)

local_umask = 022
    (アップロードされたファイルのパーミッション設定
  777ー022がパーミッションとなる。つまり755)

 write_enable = YES
    (書き込み可能にする設定)

 ascii_download_enable = YES
 ascii_upload_enable = YES
    (asciiモードでのアップロード・ダウンロード可能にする設定)

connect_from_port_20 = YES
    (アクティブモードで20番ポートを使用する設定)


4. ファイアウォールでFTPポートを許可する

  
Fig1. FTPポート許可



5. vsftpdを再起動する

#service vsftpd restart



6.次回Linux起動時に自動でvsftpdを自動実行する

#chkconfig vsftpd on



7.しっかり自動起動になっているか確認する

#chkconfig --list vsftpd
vsftpd   0:オフ 1:オフ 2:オン 3:オン 4:オン 5:オン 6:オフ


<Mac側設定>

1. FTPクライアントソフト「Cyberduck」を使用してアクセスする

※ネットからダウンロードしてください。
                                                  Fig2. Cyberduckのかわいいアイコン

2. Cyberduckを起動する
Fig3. Cyberduck起動画面

3.新規接続を押して、サーバアドレスとログイン情報を入力する

Fig4. FTPサーバアドレス・ログイン情報を入力




4. 接続FTPプロトコルの選択バーよりSFTPを選択する

          

                                           Fig5. SFTPを選択する


5. 接続ボタンを押す。

 無事ユーザのホームディレクトリにアクセスできました。
 ユーザとしてアクセスしているので読み書き可能な状態です。
 ファイル追加・削除等できるので注意!

                                                Fig6. ファイルアクセスできている状況



以上

MacからLinuxをリモートデスクトップ操作する

会社ではWindowsなので、自宅ではできるだけMacマシンを触っていたい!
ということで、Macマシンからサーバ用マシンのLinuxにリモートデスクトップで
操作できるようにしたので、その備忘録。

VNCによりリモートデスクトップできるようにしたことで、
Linuxマシンは、電源ONのみでデスクトップ・キーボード・マウスも接続しておく必要なし!

■MacからLinuxマシンにリモートデスクトップ接続する設定

VNCという機能を使用して実現する。
LinuxをVNCサーバ, macをVNCクライアントとする。

<Linux側>
1. メニュー - システム - 設定 - リモート・デスクトップを選択

    設定画面が開くので以下のFig1の通り、設定する。

   注意
   "このマシンへの接続を毎回確認する" にチェックを入れると、
   アクセスする度にLinuxマシンでOKを入力しないといけないので、
   必ずチェックを外しておく。

Fig1. リモートデスクトップの設定画面
2. ファイアウォールでVNCポートを開く
   
    メニュー - システム - 管理 - ファイアウォールを選択
    Fig2の画面が表示されるので、 追加ボタンを押す。

                             Fig2. ファイアウォール - その他のポート

    Fig3の画面が表示されるので、5900のTCPを選択してOKを押す。
    同じく、5900のUDPを選択してOKを押す。

                             Fig3. 許可するポートの選択

     Fig4のように登録されたことを確認する。

                            Fig4. VNC許可したポート確認

<Mac側>
MacOSXであれば、標準でVNCが導入されているので、
Finderから、以下の入力をすることで簡単に接続できる。

vnc://(VNCサーバのIPアドレスまたはVCNサーバのマシン名)
この例では、vnc://192.168.0.20 か vnc://webserver.localと入力する。
そして、パスワード入力要求画面が表示されるのでパスワードを入力する。

筆者環境は、MaxOS X Lionなのでフルスクリーンモードにするとあたかも
Linuxマシンを目の前で操作しているような感覚になるくらい快適です!!

※捕捉
画像の品質を下げることでより、より快適な操作ができるようになる。

Linuxマシンで日本語入力と英語入力の切り替えがCtrl+Space割り当てをしている場合、
VNCクライアントでCtrl+Spaceを入力するとMacのSpotLightが起動してしまう。
macの環境設定 - キーボードショートカットからSpotLightの割り当てを他のキーに
割り当てることで解決した。


以上






2011年11月4日金曜日

Apache+PHP+MySQLの文字コードは統一しよう

PHPで使用する文字コードとMySQLで使用する文字コード、Apacheで使用する文字コードは
統一したほうがよい。

使用しているOSの環境と一致させたほうがよいと思う。
また、Shift_JIS(ウィンドウズ標準)はセキュリティ的にも避けた方がよい。
筆者は、CentOSなのでUTF-8がシステムの標準文字コードであるから、
すべてUTF-8に統一している。