簡単にファイルやりとりをしたい、その備忘録。
最初は、Sambaでファイルのやりとりをしようと、設定をしたのだが、
MacからSamba公開ディレクトリにアクセスはできてMacにマウントできても
なぜかフォルダやファイルを作れないし、Linuxのファイルなども見えない。
・・・1日がかりでやったのだが解決できず。
そこで、VSFTPDサービスによるFTPによるファイルやりとりに変更!!
その備忘録。
<Linux側設定>
1. LinuxにvsFTPDサービスがインストールされているか確認する。
$su -
#which vsftpd
/usr/sbin/vsftpd と表示されていたらインストール済みなので、3.へ
2.インストールされていない場合、以下を実行し、インストール。
#yum -y install vsfptd
3. vsftpdの設定ファイルを書き換える
#vi /etc/vsftpd/vsftpd.conf
以下のキーになっているか確認、なっていない場合は、書き換える。
※家庭内のローカルアドレスからのアクセスを考えている。
また、20番ポートでのファイル送受信とし、パッシブモードは考慮していない。
local_enable = YES
(ローカルユーザがFTPアクセスできるようにする設定)
local_umask = 022
(アップロードされたファイルのパーミッション設定
777ー022がパーミッションとなる。つまり755)
write_enable = YES
(書き込み可能にする設定)
ascii_download_enable = YES
ascii_upload_enable = YES
(asciiモードでのアップロード・ダウンロード可能にする設定)
connect_from_port_20 = YES
(アクティブモードで20番ポートを使用する設定)
4. ファイアウォールでFTPポートを許可する
Fig1. FTPポート許可
5. vsftpdを再起動する
#service vsftpd restart
6.次回Linux起動時に自動でvsftpdを自動実行する
#chkconfig vsftpd on
7.しっかり自動起動になっているか確認する
#chkconfig --list vsftpd
vsftpd 0:オフ 1:オフ 2:オン 3:オン 4:オン 5:オン 6:オフ
<Mac側設定>
1. FTPクライアントソフト「Cyberduck」を使用してアクセスする
※ネットからダウンロードしてください。
Fig2. Cyberduckのかわいいアイコン
2. Cyberduckを起動する
Fig3. Cyberduck起動画面
Fig4. FTPサーバアドレス・ログイン情報を入力
4. 接続FTPプロトコルの選択バーよりSFTPを選択する
Fig5. SFTPを選択する
5. 接続ボタンを押す。
無事ユーザのホームディレクトリにアクセスできました。
ユーザとしてアクセスしているので読み書き可能な状態です。
ファイル追加・削除等できるので注意!
以上
0 件のコメント:
コメントを投稿