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2011年11月5日土曜日

MacとLinuxでファイルのやりとりをする

Macで作ったファイルをLinuxに、Linuxで作ったファイルをMacに、
簡単にファイルやりとりをしたい、その備忘録。

最初は、Sambaでファイルのやりとりをしようと、設定をしたのだが、
MacからSamba公開ディレクトリにアクセスはできてMacにマウントできても
なぜかフォルダやファイルを作れないし、Linuxのファイルなども見えない。
・・・1日がかりでやったのだが解決できず。

そこで、VSFTPDサービスによるFTPによるファイルやりとりに変更!!
その備忘録。

<Linux側設定>

1. LinuxにvsFTPDサービスがインストールされているか確認する。


$su -
#which vsftpd
/usr/sbin/vsftpd と表示されていたらインストール済みなので、3.へ


2.インストールされていない場合、以下を実行し、インストール。

#yum -y install vsfptd


3. vsftpdの設定ファイルを書き換える

#vi /etc/vsftpd/vsftpd.conf

以下のキーになっているか確認、なっていない場合は、書き換える。
※家庭内のローカルアドレスからのアクセスを考えている。
また、20番ポートでのファイル送受信とし、パッシブモードは考慮していない。

local_enable = YES
  (ローカルユーザがFTPアクセスできるようにする設定)

local_umask = 022
    (アップロードされたファイルのパーミッション設定
  777ー022がパーミッションとなる。つまり755)

 write_enable = YES
    (書き込み可能にする設定)

 ascii_download_enable = YES
 ascii_upload_enable = YES
    (asciiモードでのアップロード・ダウンロード可能にする設定)

connect_from_port_20 = YES
    (アクティブモードで20番ポートを使用する設定)


4. ファイアウォールでFTPポートを許可する

  
Fig1. FTPポート許可



5. vsftpdを再起動する

#service vsftpd restart



6.次回Linux起動時に自動でvsftpdを自動実行する

#chkconfig vsftpd on



7.しっかり自動起動になっているか確認する

#chkconfig --list vsftpd
vsftpd   0:オフ 1:オフ 2:オン 3:オン 4:オン 5:オン 6:オフ


<Mac側設定>

1. FTPクライアントソフト「Cyberduck」を使用してアクセスする

※ネットからダウンロードしてください。
                                                  Fig2. Cyberduckのかわいいアイコン

2. Cyberduckを起動する
Fig3. Cyberduck起動画面

3.新規接続を押して、サーバアドレスとログイン情報を入力する

Fig4. FTPサーバアドレス・ログイン情報を入力




4. 接続FTPプロトコルの選択バーよりSFTPを選択する

          

                                           Fig5. SFTPを選択する


5. 接続ボタンを押す。

 無事ユーザのホームディレクトリにアクセスできました。
 ユーザとしてアクセスしているので読み書き可能な状態です。
 ファイル追加・削除等できるので注意!

                                                Fig6. ファイルアクセスできている状況



以上

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